2000-04-20 第147回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
○兼元政府参考人 お答えをいたします。 このミラノの爆弾事件に関して、警察庁では、平成九年、一九九七年にICPOのルートで手配をイタリア当局から受けております。ただ、ICPOの手配の場合は、これを部外の、一般的な発表をいたしませんで、こういう手配を受けた場合に、一般論としてどういうことをしたかと申し上げますと、警察においては、こういう外国からの手配を受理した場合に、手配の種別によりまして必要な措置
○兼元政府参考人 お答えをいたします。 このミラノの爆弾事件に関して、警察庁では、平成九年、一九九七年にICPOのルートで手配をイタリア当局から受けております。ただ、ICPOの手配の場合は、これを部外の、一般的な発表をいたしませんで、こういう手配を受けた場合に、一般論としてどういうことをしたかと申し上げますと、警察においては、こういう外国からの手配を受理した場合に、手配の種別によりまして必要な措置
○説明員(兼元俊徳君) 御指摘の事件、本年の三月二十五日に福島県の相馬市の漁港で発生をした事件であると承知しております。 詳細は省略いたしますが、集団密航事件は昨年、一昨年と検挙者が千人を超えるという状況で多発の傾向にありまして、本年も九月二十六日までに七百五十八人を検挙しております。この福島県の検挙はここ十年間では初めての事件でございますが、全国的に見ますと密航者の上陸場所はふえております。昨年
○説明員(兼元俊徳君) お答えいたします。 我が国の国際化の進展に伴いまして、今お話しのように来日外国人による犯罪が非常に深刻になっております。昨年の全検挙件数、これは刑法犯と特別法犯を合わせた数字から見てみますと、件数で三万一千七百七十九件、検挙人員で一万三千四百十八人でございます。ちょうど十年前の数字と比べますと、検挙の件数で約五・三倍、人員で約二・九倍ということで、相当なスピードでふえております
○説明員(兼元俊徳君) お答えいたします。 お尋ねのとおり、来日外国人による犯罪の検挙が最近増加を続けております。特に、最近では犯罪者グループの組織化と犯罪の凶悪化が進んでおりまして、来日外国人犯罪が日本の治安を直接脅かす問題になってきていると私どもは考えております。 その実態でございますが、簡単に数字の面からまず御説明をしたいと思います。 まず、この十年、昭和六十二年から昨年平成八年までの十年間
○説明員(兼元俊徳君) 警察庁といたしましてもこの成田の空港問題のシンポジウムをぜひ成功させるため、こういったテロ、ゲリラ事件を絶対に起こしてはならないと考えております。 これまでもそうでございますが、今後情勢の推移に応じて全国の警察からの応援も含めて警備体制の充実強化を図るとともに、特に成田空港、それから空港の関連施設、関係者等に対して所要の警察官を配置をし、パトロールをさせ、警戒警備を実施して
○説明員(兼元俊徳君) まず、過去三年間の極左暴力集団のテロ、ゲリラ事件の発生件数でございますが、平成元年が二十七件でございます。平成二年が百四十三件、そして本年が現在まで二十八件でございます。 このうち成田の関連の事件は、平成元年が十一件、平成二年が三十六件、そして本年が十八件となっております。 他方、検挙の状況でございますが、平成元年は秘密部隊員三十九名を含む二百十八人、平成二年には秘密部隊員二十八人
○説明員(兼元俊徳君) お答えいたします。 警察におきましても極左暴力集団によるテロ、ゲリラを未然に防止するために、この成田空港問題のシンポジウムの関係者を初めといたしまして、こうした極左暴力集団にねらわれるおそれのある方々に対しては千葉県警察、それから警視庁等の関係の警察におきまして身辺あるいは御自宅に警察官を固定で配置をいたしましたり、あるいはパトロールを強化するなどして警戒警備の万全を図っております
○兼元説明員 お答えします。 七百名は合計でございまして、長崎県警察の警察官五百五十名、加えまして九州管内の管区機動隊から百五十名でございます。
○兼元説明員 お答えします。 六月三日の火砕流の発生直前における警察の側における避難勧告、広報の実施状況を申し上げます。 六月三日午後四時五分ごろ、九州大学の観測所の太田教授から普賢岳の頂上付近が異常だという連絡が島原市の対策本部に入っております。これが、四時九分ごろ同対策本部から警察無線で、先ほど申し上げました筒野バス停付近に配置されて入山者に、それから上に行こうとする人に入らないようにと説得
○兼元説明員 お答えします。 警察庁の警備課長でございます。 警察の方では、現地の住民の皆様等の安全を確保する立場から、それ以上立ち入ることが危険であると認められた地点、具体的には筒野バス停という場所がございますが、そこに警察官を配置しておりまして、そこに立ち入りをされる方にもう入らないようにずっと説得を続けておったところでございます。しかし、市による避難勧告、現場における警察官による説得にもかかわらず
○説明員(兼元俊徳君) お答えします。 今回の火砕流は想像以上の規模であったということでございまして、現在では、交通規制の範囲を大幅に広げております。 具体的に申し上げますと、国道五十七号線の深江町俵石展望所から九十九ホテルまでの間、広域農道の芝所交差点から島原市立第三中学校までの間、国道二百五十一号線の深江町諏訪駐在所から九十九ホテルまでの間、そして国道二百五十一号線から水無川上流付近の方向の
○説明員(兼元俊徳君) お答えいたします。 昨日の十六時ちょっと過ぎに、九州大学の太田教授からの情報が入ってまいりまして、普賢岳の頂上付近が異常という情報が入りました。直ちに警察官二名を現場付近、これはちょうど眉山焼の付近でございますが、この付近まで派遣をして、避難広報に当たらせたところでございます。この警察官のうち一人が重傷を負って現在入院中、もう一人が行方不明ということでございますが、そういうことで
○説明員(兼元俊徳君) お答えします。 被害の関係はただいま消防庁の課長からの御説明のとおりでございます。物的被害の方でも多数の家屋が焼失しているのを確認しておりますが、詳細現在調査中でございます。
○兼元説明員 お答えします。 銃の弾の鑑定の結果につきましては米側に連絡をしておりますし、それから周辺の目撃者等の事情聴取はもう既に終わっております。ただ米軍の関係者につきましては、現在までのところ、米軍側の調査結果を待って事情聴取を具体的に行っていきたいと考えております。
○兼元説明員 その後、もちろん警察といたしましては米軍に対する詳細な照会を行っておりますが、現在まで回答に接しておりません。それから、基地内における実況見分等につきましても米軍の同意を要請中でありますが、回答には接しておりません。引き続き要請中であります。
○兼元説明員 お答えします。 事件の捜査のその後の経過について御報告申し上げます。 沖縄県警の方の捜査の結果、現在までのところ、問題の十月十五日にレンジ6で射撃訓練を行っておりました海兵隊のG中隊八十名がM16のライフル銃を五十四丁、それからM249という軽機関銃でございますが、これを十九丁使用して訓練をしておりましたことがわかっております。なお、当日はレンジ6以外の射撃レンジでは訓練を行っておりません
○兼元説明員 流れ弾という言葉は、そういうふうに先生のように理解されるとすればこの場で訂正させていただきます。ただレンジ6の方向に飛ばないで伊芸地区の方から発見された弾という意味で使ったわけでございます。
○兼元説明員 これまでの事件の捜査の進捗状況というお尋ねでございますので、かいつまんで御説明いたします。 この事件、流れ弾の事案、現在まで合計九件把握しております。十月十五日から十月二十日までの間に七件、それから昨日二件さらに発見がございましたので、合計九件になります。 認知の順番で申し上げますと、第一が伊芸給油所……(上原委員「いや、それはもういい、みんなわかっている」と呼ぶ)よろしゅうございますか
○説明員(兼元俊徳君) お答えいたします。 お尋ねの米軍演習に伴う流れ弾と思われる事案につきましては、十月十五日の午前十一時二十分から十月十八日午後六時二十八分までの間に六件確認をしております。 警察が認知をした順番で申し上げますと、第一が伊芸の給油所で、十月十五日の午前十一時二十分ごろ、これは高速道路の沖縄管理事務所からの通報で認知をしております。第二の事案は、崎山の酒造所で、同じ日の午後二時五分
○兼元説明員 この事件が日米の友好にマイナスだという評価、それから事件の悪質性については我々も先生と全く同意見でございます。前回の質問の際も、我々は捜査に対してこれは大変な激励だと考えて、沖縄には再度督励をいたしました。 事件は捜査でございますから、いつまでにホシを挙げる、挙げないということは申し上げられませんが、今後も全力を挙げてアメリカ側と協力して捜査を続けてまいりたいと思います。
○兼元説明員 五月の九日に沖縄・北方特別委員会において先生から御質問がございました。その直後に、私の方から再度沖縄県警に対しては捜査の強化と事犯の再発防止について指示をいたしております。事件が発生した直後に二度にわたって宜野湾警察署長から米軍に対しては事件の再発防止とか犯人の早期検挙等について申し入れておりますが、五月十日に再度同様の申し入れをしております。 事件については、五月九日に申し上げたとおり
○説明員(兼元俊徳君) フィリップ・ジャマンにつきましては、フランス国籍の国民でございますので、本人がフランスにある限り、仮に日本がフランスに対して身柄の引き渡しを請求いたしましても、フランスの逃亡犯罪人引渡法で自国民の引き渡しを禁止されておりますので、引き渡しはしてもらえないということになると思います。
○説明員(兼元俊徳君) 日にちは、それではちょっとお待ちください。 警察庁の刑事局長名で、フランスの当局に対して告発を行っております。失礼いたしました。
○兼元説明員 お答えします。 事件の捜査でございますので、見通しについて、現在の段階で具体的な内容についてはちょっと答弁を差し控えさせていただきます。したがいまして、いつまでに片づくかということにつきましても現時点では答弁を差し控えさせていただきます。
○兼元説明員 お答えします。 御質問は二点あると思いますが、まず、警視庁の方で現在三浦一美さんの銃撃事件の捜査をしております。それから第二点につきまして、日本の捜査当局が殺人で逮捕しない場合にはアメリカ側が逮捕状を用意する云々の報道があるが、これについての見解はいかがか、そのように伺いました。これにつきましては、これまで日米両当局において相互に協力し合いながら捜査を進めてきております。ただ、お尋ねの
○兼元説明員 お答えします。 瑞慶覧の方では事件発生と同時に二十名の捜査員を投入しまして米軍の捜査部と共同して事件の解明、それから予防措置を講じております。改めて申すまでもないことですが、通行中の車両にこういう重いものを投げるということは大変危険であることは言うまでもございません。我々の方も沖縄県警を大いに督促して一日も早い解決を目指したいと思います。
○兼元説明員 お答えします。 事案の概要をまず申し上げます。四月二十三日午後二時四十五分から午後十時五十分ごろの間にキャンプ・フォスターの基地沿いの、通称瑞慶覧交差点と申しておりますが、県道百三十号、国道三百三十号線において一定の間隔はありますが六件発生しております。バス二台、タクシー二台、乗用車二台、それぞれ鉄製のナットが基地内からと思われますが、何者かによって投げられたかあるいは発射されたことによりまして
○兼元説明員 お答えいたします。 日本人が外国で犯罪を犯して、それがICPOあるいは外務省その他のルートで警察が認知した事件の数を見てみますと、ここ十年間件数でほぼ百件前後、人員で百名から百五十名前後で推移しておりまして、数の上から見ますと、そう大きな増減はございません。ちなみに六十二年を見ますと、件数が八十七件、人員が九十五人という数字でございます。 内容を見ますと、外国における出入国の管理関係
○兼元説明員 こうした状況に対する警察としての対策は、三点ほどございます。 まず一つは、国際捜査体制の強化、もう少し具体的に申しますと、組織づくりと人づくりとでも申しましょうか、そういう面の対策でございます。組織づくりにおきましては、各都道府県警察における国際捜査課、国際捜査を担当する課ないし係を増強、新設をしていく。それから人づくりの面におきましては、外国語ができて、しかもこういった国際捜査に堪能
○兼元説明員 お答えいたします。 お尋ねの第一点は、来日外国人による犯罪の発生状況と傾向でございます。来日外国人の犯罪と申しましても、犯人を捕まえないと、それが外国人によるものなのかあるいは日本人によるものなのかがわかりませんので、厳密な意味の発生状況というのは統計上ございません。したがって、来日外国人犯罪の検挙から見た発生状況というのを御説明いたしたいと思います。 まず、昭和六十二年中の来日外国人
○説明員(兼元俊徳君) 新聞の報道では、先生の御指摘のとおりでございます。残念ながら、どういうことをどこで聞いて回ったかについては承知をしておりませんが、米軍人同士の事件でございますので、海軍の捜査部が付近の目撃者を捜したりすることはよくあることだと思います。
○説明員(兼元俊徳君) お答えします。 この事件、委員御指摘のとおり、四月の十二日午後の十一時三十分ごろに横須賀の基地の正面、横須賀市の本町の路上で起きた、つまり基地の外で起きました米軍の軍人同士のけんかから発生したと思われる殺人事件でございます。 被害者は、ミッドウェーの乗員の水兵ですが、レスリー・グレンという二十歳になる水兵で、この事件の直後の午前零時一分に海軍基地内の病院、海軍病院で既に死
○説明員(兼元俊徳君) お答えします。 事故の概要でございますが、橋本委員ただいまおっしゃいましたように、八月の十二日の午前十時十五分ごろ、アメリカ海軍の空母ミッドウェー所属の艦載機EA6Bプラウラーという飛行機でございますが、奈良県の吉野郡十津川村の山岳地帯を飛行中に、伐採をした木材運搬用のテール線に接触してこれを切断したものでございます。 奈良県警の方では、現在までのところ事案の調査、事案の